禁煙と歯周病~台東区・新御徒町・稲荷町・元浅草の歯医者なら~松原歯科クリニック
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松原歯科クリニック院長 松原将人
本日は患者様からのご質問についてご回答いたします。
タバコを吸っているときは歯ブラシをしていても、出血はなかったが
タバコをやめてから急に歯ぐきから、出血するようになった。
禁煙しないほうが歯周病にならないの?と言われた方がいました。
答えはもちろんNOです。
歯ぐきの中には毛細血管が走っています。
タバコを吸うことにより、タバコの中のニコチンが血管内に入り込みます。
ニコチンには末梢の毛細血管を細くする働きがあるため、歯周病になっていても
出血しにくい状態になります。
そして禁煙することにより、ニコチンを摂取しなくなると毛細血管は細くならなく
なるため、出血するようになったと考えられます。
出血するということは、汚れがたまっているというサインです。
そのサインを喫煙していると見逃してしまう可能性が高くなり
より重篤な状態になる可能性があります。
このような状態になる前に、歯科医院に行かれ定期健診を行うことをお勧めします。
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