虫歯が気になる方へ
「歯が痛む」「冷たい物がしみる」「歯の表面に白い白濁が見える」「歯が黒くなって穴があいている」「詰め物が取れた跡が痛む」など、虫歯にはさまざまな症状があります。
しかし、歯は一度削ったら完全に元通りになることはありません。大切なのは、自覚症状が出る前に、定期検診などで早期発見・早期治療することです。
当院の虫歯治療の特徴
緊急の状態の場合を除き、当院では初診の患者様には1時間ほど時間をかけてお口全体の状況を診断し、お悩みやご要望をお聞きしています。その上で、「できるだけ削らない」「できるだけ痛みの少ない」治療を行っています。
また、虫歯はご自宅でのケアを改善しない限り、また繰り返されてしまうものです。そのため、治療後の歯ブラシのアドバイスをしっかりと行い、定期検診をおすすめしています。
できるだけ痛みの少ない治療
できるだけ痛みの少ない虫歯治療を実現するために、次の3点を行っています。
-
1歯科医院への恐怖心があるかどうかを問診票に書いていただきます。
-
2麻酔注射は、歯茎に塗るタイプの表面麻酔を使って針を刺す痛みを軽減した上で行います。注入する麻酔液を体温くらいに温め、さらに麻酔液を注入する際にはゆっくりとしたスピードで行うことで痛みを感じづらくなるよう工夫しています。
-
3緊張していると痛みに敏感になりやすいので、今から何を行うかなどについて、優しくお声がけさせていただき、緊張を和らげるよう心がけています。
患者様の納得感を大切に
たとえば、どこが虫歯になっていて、どのくらい削る必要があるのかなどをモニターでご覧いただきながらきちんとご説明いたします。抜歯や神経を抜く必要がある場合には、麻酔で痛みの少ないようにすることをお話しするなどして治療前に安心していただき、また治療後に納得していただけるようカウンセリングを大切にしています。
治療の流れ
症状やご要望をお聞きした上で、お口の中を検査・診断。虫歯の部分を削ったり、場合によっては麻酔をした上での処置を行います。
虫歯治療で大切なのは、治療後です。しっかりと歯ブラシ指導やフロスの使い方をアドバイスし、３カ月後の定期検診で再発を抑え、万が一の場合には早期発見・早期治療につなげます。
歯周病についてこんな症状ありませんか
「すき間ができて食べ物が詰まりやすい」
「口臭が強くなった」
「歯茎から血が出る」
「歯がぐらぐらする」
これらが歯周病の症状です。
しかし、歯周病の恐ろしさは初期の段階ではほとんど自覚症状がなく、気づいた時には歯を失うリスクが非常に高くなってしまうところにあります。
当院の歯周病治療
歯周病治療はお口の健康の第一歩です。ベースとなる歯と歯茎が健康でないと、どんな治療を行っても結局は歯の疾患を繰り返し、やがて大切な歯を失ってしまうことになります。
そこで当院では、虫歯治療・インプラント治療・入れ歯治療など、さまざまな治療の前に、まずは歯周病をケアしてお口の土台をつくることを大切にしています。
また、歯周病は糖尿病など全身の疾患と強く関連することが近年わかってきており、心筋梗塞などの遠因となるともいわれています。全身の健康寿命を保つためにも、定期検診とご自宅でのケアで歯周病からお口を守りましょう。
