インフルエンザ退治〜台東区・新御徒町・稲荷町・元浅草の歯医者なら〜松原歯科クリニック
本日はインフルエンザと歯科の関係についてお話しします。
あまり関係がないように思われますが、2月15日の毎日新聞の記事によると
口腔内が不潔な状態ですとインフルエンザ治療薬が効きにくくなる
可能性があることが分かり、今後疫学調査を始めるとのことです。
詳しい内容については、
インフルエンザウイルス表面にはノイラミダーゼという酵素があり
タミフルやリレンザ(インフルエンザ治療薬)などはノイラミダーゼの
働きを妨げることによりインフルエンザウイルスの感染拡大を防いでいる。
そして口腔内の歯垢(食べカス)に含まれている2種類の細菌が
ノイラミダーゼを作り、インフルエンザウイルスの増殖を助けていることになります。
結論的には、インフルエンザにかかって治療をしても口腔内の状態が悪いと
治療薬の効果があまりなくなってしまう可能性があるということです。
お口の中を常に綺麗な状態を保っていないと、様々な弊害が出てきますので
定期的なお口のメインテナンスを心がけていただきたいと思います。
松原歯科クリニック 院長 松原将人