キシリトールの有効な摂取の仕方について〜新御徒町・台東区・稲荷町・元浅草の歯医者なら〜松原歯科クリニック
2月14日はいよいよバレンタインデーです。
チョコレートは義理とはいえもらえたら嬉しいものですね
しかし虫歯や肥満の原因になりますので、食べ過ぎには注意が必要です。
甘いものが食べたいけれど虫歯になるのは嫌だなぁとお思いの方は、
キシリトール100パーセントのチョコや
キシリトール入りのラムネやグミなども最近販売されています。
我が家では子供達のおやつにこれらのお菓子もよく登場します。
このキシリトール、どれくらいの量を、どのタイミングで摂取すると
効果的かご存知ですか?
キシリトールガムは1日5gから10gを食後など、3回以上に分けて食べると
虫歯予防に効果的なのです。
摂取する量を1日10g以下とすれば、体にも安全であると医学的に証明されています。
フィンランドの保健所の研究では、1日10gを2年間継続的に食べていると
予防効果は4年続くという結果がでています。
『うちの子は虫歯になりやすい』
『うちの子は歯ブラシを嫌がる。時々歯磨きをしないで寝てしまう。』
などというお子様には有効です。
小学校・幼稚園・保育園から帰って来たらまずキシリトールガムやタブレットを
食べさせてください。
唾液自体にはミュータンス菌(虫歯菌)を減らすこうかはありませんが
キシリトールによりプラーク中のカルシウムレベルをあげて
カルシウムとキシリトールの複合体が、歯の硬組織内に進行し
再石灰化を促進し、歯を硬く・丈夫にするのです。
そして非常に有効なのが寝る前のキシリトールの摂取なのです。
睡眠中は唾液の分泌が減りますので、寝る前にキシリトールでお口の環境を
良くしておくと、虫歯予防につながってくるのです。
もちろん基本はしっかりした歯磨きが大切になりますので
今のご自身のブラッシングに少しでも不安・疑問のある方は
是非当クリニックにご相談ください。
お一人お一人に合わせた適切な磨き方をご紹介いたします。
松原歯科クリニック 松原将人