節分と大豆と咬合力〜新御徒町・台東区・稲荷町・元浅草の歯医者なら〜松原歯科クリニック
明日2月3日は節分です。
皆様は節分の日に豆まきを行いますか?
私の家庭では毎年、当日私が鬼のお面を被り子供達の標的となり、豆まきを行います。
子供達は鬼退治だぁとここぞとばかりに思いっきり豆をぶつけてきます(泣)
ここでこの豆まきにに使用されている炒り大豆なんですが、
皆様はどれくらい召し上がりますか?
我が家では子供達がかなりの豆好きで、あっという間に2〜3袋食べてしまいます。
私が幼少のころは年の数だけしっかり食べようということで、
毎年自分の年齢の数だけ豆を食べていました。
しかしながら現在は自分の年齢の数は到底食べれれません。
さてこの大豆ですが、一粒といえどかなり固く、とても食べ応えがあります。
昔と比べ、最近の子供達は噛む力(咬合力)がかなり低下し、アゴも小さく
歯並びがガタガタの子が急増しているのが現状です。
最近の小学生の中には給食をあまり噛まずに早く食べてしまい
お味噌汁や牛乳などの汁物で流し込み食べをする子供が増加してきています。
ある小学校ではこれらが子供達の咬合力の衰えと、関係があるのではないかと
咬合力の測定をしてみたそうです。
咬合力の低い子供たちの中にはりんごがかじれなかったり、
固いものが苦手だったり、給食を食べるのに時間がかかり
よく残すといった傾向があることがわかったそうです。
また咬合力の低い子供は、体に緊張感がなく脱力感があることがわかったそうです。
このように、咬合力とは健康や子供の成長にも大きく影響を与える
非常に重要な役割を果たしています。
皆様も健康や美を得られるよう、顎が疲れるとは言わずに
より多くの大豆をいただきましょう。
松原歯科クリニック 松原将人